takayuki
男性の不動産投資。不動産会社と競売
大阪、神戸、京都、奈良で競売入札シミュレーション(競売代行)と不動産投資アドバイザーをしている藤本です。
不動産会社さんは競売をどれだけ理解しているのか?
その点についてお話をしていきます。
1.競売のことを不動産会社はどれだけ知っているのか?
まず、不動産競売を自社でされているところは、どのような手続きになるかはよくご存じですが、街中にある不動産会社さんで競売に携わっているところはほとんどないでしょう。
と、いうのも、競売扱う不動産会社さんの多くは、仲介業よりも売主業を主にされているところが多いからです。
売主業者は、自社で販売するところもありますが、同業の仲介を専門にしている会社さんに販売協力を頂いて販売することが多いため、一般の方がネットなどで見かける不動産会社さんの一覧ではでてきません。
それを前提として話をしていくと、
不動産会社と言えど、不動産競売のことを知っているのは本当に少数であろうということです。
今年初めに私が所属する不動産の協会支部で、不動産競売の民間団体で有名な「不動産競売流通協会FKR」の青山理事をお招きしてお話をして頂いた時の話をすると、参加された不動産会社の数は100社を超える人気ぶり。
参加された同業の方は、
「競売のことを知りません。」
「競売で儲かりそうやったらやってみたい。」
「どうやったらいいんやろう。」
そのような声を聞きました。
実際に私が前職で競売をやっている頃に、仲介会社さんを回って販売活動の協力をお願いしている時に、
「競売ってどうやるんですか?」
「退去は強制執行するんですか?」
「怖くないんですか?」
一般の方が思うご質問と同じ質問を受けていました。
そう、
街中にある不動産会社さんへ相談に行っても答えられる不動産会社さんは少数なんです。
ただ、「不動産競売流通協会」に加盟されている不動産会社さんは、そちらのホームページで会員検索ができるようになっているようです。
競売でご相談される際は、そちらにお問い合わせするのが一番かもしれませんね。
ホームページはこちら→「不動産競売流通協会」
2.不動産会社さんが競売を知っているかの見分け方
競売の事を知らないと言えど、それなりに答えてくれる不動産会社んもいてます。
だからと言って、知っている話だけをされても、実りのある話になるとは限りません。
まったく知らなければ知らない。そう答えてくれるといいのですが、そうでない場合は、
ずばりの質問をすればよいです。
質問
「今まで競売で入札(落札)をされたことがありますか?」
1.ある。と回答
この場合は、その時のお話を聞いてみてください。
ストーリー性のある話をしてくれると信ぴょう性が高いです。
2.ない。と回答
お知り合いで競売をされたことがある不動産会社さんがいないか聞いてみましょう。
3.競売にはストーリー(ドラマ)がある。
落札することが目的であるため、何を言ってるの?
落札して、「売却する」「人に貸す」「自己所有する」それに関して、前所有者のストーリーを知った所で何の意味があるの?
そう思われる方もいてるかもしれませんが、あえて書かせて頂きます。
競売は一回限りの方は関係ありません。無視して飛ばしてください。
しかし、2回、3回と競売をされていくのであれば、この前所有者のストーリーを知っておくことで次の競売の退去交渉の時に役に立ちます。
私の場合の事例で言うと、
色々な場面に出会ってきましたが、単身者、家族居住、若年者、高齢者など住まわれている方の性別、年齢、立場などバラバラです。
しかし、似たような境遇の人が競売になっているケースも多いため、前に経験した時の話をその前所有者(占有者)にお話をしてあげるんです。
そうすると、自分だけがこんなに辛い目にあっていると思い込みがちの占有者も、自分だけではないと理解を示してくれます。
これは退去交渉を進めるうえで、私の中ではかなり重要視しています。
すべて悲観的な考え方しかできなくなってしまっている占有者に、競売になっている人は似たような境遇の人がいてるという、連帯感を生み、その後、どうなったか?までのお話をすると、自分の進む道を考えてくれるようになります。
性別で分けるわけではないですが、男性と女性であれば、女性の方が先に進む気持ちが生まれる気持ちは早いです。
なので、もちろん相手を見ながらですが、過去の事例を思い出してお話をさせて頂くことで、私自身携わってきた競売案件で強制執行がゼロだったのはそれが要因ではないかと感じています。
まとめ
不動産会社さんもせっかく足を運んで下さったお客様に対して手ぶらで帰らすのも悪いと思い親切心で、一生懸命対応して下さる方も多くいらっしゃいます。
しかし、不動産会社だからと言って、すべての会社が競売の経験があるわけではありません。
それが別に悪いわけではなく、不動産会社さんも儲からない仕事はしたくないのと、知らないことへ時間を割いてリスクを負うのが良しとしないからでしょう。
たまたま私が勤めたていた会社は当時は「競売」しかやっていなかったので、必然な流れで競売に携わっただけです。
次回は、私が携わってきた競売案件の中で、占有者交渉で大変だったと感じた事例をご紹介させて頂きます。
本ブログのコンセプト
このブログでは、不動産投資を目的とした競売入札による物件のシミュレーションをしています。
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初めて始めるビギナーさんへ向けてが当サイトのプランニングです。
コンセプトは簡単です。3つだけ。
1.男性のための不動産投資
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