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  • 執筆者の写真takayuki

女性の不動産投資 競売開札結果 京都地裁本庁編




6月18日京都地裁本庁で開札が行われました。


今回入札シミュレーションを行ったのが3件です。


と、言っておきながらすみません。4件入札シミュレーションしていました。

なので、4件分の開札結果をご報告します。


京都地裁本庁は初めてと言いながら、以前にシミュレーションをしたことがありました。しかし、コロナの影響により入札が行われなかったため、実質今回が初めてです。


京都の市場価格は東京に近い感覚だとよく言われてますが、果たしてその開札結果はどうだったのでしょう?

 

1.令和01年(ケ)第203号 京都市南区東九条 

→入札想定額320万円

開札結果:321万円 3件 法人


【落札】 2.令和01年(ケ)第260号 京都市北区衣笠東開キ町 

→入札想定額336万円

開札結果:3,041,000円 4件 法人


【落札】 3.令和01年(ケ)第155号 京都市下京区西木屋町 

→入札想定額410万円

開札結果:3,334,333円 4件 法人


4.令和01年(ケ)第242号 京都市伏見区東奉行町 

→入札想定額110万円

開札結果:2,000,001円 3件 個人

 

京都地裁では不動産投資用の物件をメインとして入札しています。


京都地裁本庁の入札をシミュレーションするのは初めてですので、前回の大阪地裁本庁と比較してどのような結果になるのか?。

個人的にすごく楽しみにしていました。


 

そして、その結果は?


4件中2件が落札となりました。


京都地裁本庁は4件のみのシミュレーションでしたので、落札金額を踏まえて利回りも見ていきたいと思います。


まず、


1.令和01年(ケ)第203号 京都市南区東九条 

→入札想定額320万円

開札結果:321万円 3件 法人

※売却基準価額264万円


入札予測はこちらからご覧いただけます。


女性の不動産投資 競売入札シミュレーション⑤京都地裁本庁編


入札予想額は表面利回り15%で計算してましたので、おおよそそのイメージで落札されています。

 

【落札】

2.令和01年(ケ)第260号 京都市北区衣笠東開キ町 

→入札想定額336万円

開札結果:3,041,000円 4件 法人

※売却基準価額304万円


入札予測はこちらからご覧いただけます。


女性の不動産投資 競売入札シミュレーション⑥京都地裁本庁編


入札予想額は表面利回り12.5%で計算していました。

落札された結果で見ると13.81%での落札結果となりました。


 

【落札】

3.令和01年(ケ)第155号 京都市下京区西木屋町 

→入札想定額410万円

開札結果:3,334,333円 4件 法人

※売却基準価額374万円


入札予測はこちらからご覧いただけます。


女性の不動産投資 競売入札シミュレーション⑦京都地裁本庁編


入札予想額は表面利回り12.14%で計算していました。

落札された結果で見ると14.93%での落札結果となりました。


 

4.令和01年(ケ)第242号 京都市伏見区東奉行町 

→入札想定額110万円

開札結果:2,000,001円 3件 個人

※売却基準価額115万円


女性の不動産投資 競売入札シミュレーション⑧京都地裁本庁編


入札予想額は表面利回り15%で計算していました。

落札された結果で見ると29.99%!と言いたいところですが、滞納金が300万円ほどありましたので、実質は落札額から300万円を上乗せした約500万円となります。

そうなると、表面利回りは12%となります。


 

単純に大阪と京都を比較して感じたことは、京都の入札件数が少ないということです。

しかしながら表面利回りが15%で落札できたのは1件でした。


前回の大阪、今回の京都共に共通してのお話になりますが、前回の大阪のときのお話でも書きました通り、コロナ明けの初の開札でしたので、次回も同じような入札で落札できるのかは不可思議です。


まだまだ今後の動向を見ていかないとなんとも言えません。


ただ、今回の開札を見てみて皆さんもお分かりいただけました通り表面利回りは10%以上回っている物件が落札できると言うことです。

そして、今回だけの開札結果に限って言うならば、表面利回り12%程度も良いとお考えの方であれば落札ができていたとも言えますね。


全体の入札件数などを見ても少ないように感じます。

二桁の入札数が入ったのは5件だけでした。全体では28件が競売に出ていましたのでおおよそ6分の1です。

それ以外は一桁での入札となりました。


地域性が大阪ほどわかっていないため、単純に入札件数が少ないから狙いやすいとかは言い切れません。やはり物件は地域性によって賃料なども影響を受けますためこちらも今後の入札具合を見ながら精度を高めていきたいと思います。


次週の6月23日にはいよいよ神戸地裁本庁にて開札が行われます。

神戸地裁本庁編では大阪地裁本庁と同じく8件のシミュレーションをしています。


これで大阪、京都、神戸の3開札の結果がわかります。

神戸はどのような結果になるのか楽しみです。


果たしてこちらの結果はいかに!

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