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不動産競売落札後の物語。vol.4
更新日:2021年11月22日
前回は、不動産競売入札は
『不動産競売落札後の物語。vol.3』というテーマで書かせて頂きました。
私の振り返りも兼ねて『不動産競売落札後の物語。シリーズにてお届け致します。』
こちらについて書き記していきます。
どんな方が占有者として登場してくるのか?どんな経緯があったのか?
これからの皆様の参考になれば幸いです。
『約束を守り抜いた男』
落札してからお会いするまでにかなりお時間がかかった占有者さんでした。
4LDKの間取りの家に男性が1人住んでいました。
落札後、お手紙を出し、訪問してもお会いできない。管理人さんに聞くと、普段からマンションで生活されているとのこと。
朝の目撃情報が多いためら朝から張り込みしたり、夕方から夜にかけて電気が点灯する時間を狙っていくも会えず。
そんな日が3週間ほど続きました。
部屋にいてる、帰っている実態を掴むために、手法を変えて、再チャレンジ!
そうすると、玄関の出入りがあったのが確認できたので、会うための行動に変更していきます。
以前は住んでいるか、いないかの確認をしてました。
そして、ついに本人から電話が入りました。
基本的には、占有者さんの近くでお会いしやすい場所で会うことが多いです。
そして、第一回目の面談。
ちゃんとここで会える人、会えない人で、次の展開が変わります。
今回はお会いできました。
これから先の退去に向けての話しあいですが、
これまでの話を聞かせてくれました。
郵便局にてお勤めだったのが、ご病気になられて退職されたこと。
以前は母親との同居だったこと。今は一人。
次の勤め先の世話を頼んでいる人がいて、そちらでは、住み込みで働かせてもらえること。
それに向けて、いつまで待ってほしい。
と、ある程度ご本人の口からも、これからの具体的な話がでましたので、その期間はお待ちすることにしました。
そして、退居の約束の日。
現地のお部屋で待ち合わせの約束で伺うと、お部屋の前には姿がなく、インターホンを鳴らしても応答せず。
これは、約束を破ってどこかに消えてしまたまたのか!
そう、思いながら玄関のドアノブを回すと、ガチャリ。ったら扉が開いたんです。
この時、皆さんなら何を思いますか?
私はネイティブのイメージが強くなりました。
入り口から大きな声を出してから、中に入り、手前の部屋から順番に室内を覗いていきます。
そして、すべての部屋を回り終わり、そこに誰もいないことを確認して、リビングへ戻ると、手紙が置いてありました。
あなたとした約束を守ることができませんでした。頼りにしていた勤め先もいい加減で、約束を守ってもらえず、せめてあなたとした約束を守るため、私は家から出ていきます。
このような書き置きが、一枚あるだけでした。
会社の仕事を全うする上では、結果オーライかも知れませんが、占有者の次のステージへお手伝いすることは叶いませんでした。
だから、私はネガティブなイメージが先行したのかもしれません。
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