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  • 執筆者の写真takayuki

不動産投資 競売入札の裁判所へ行ってきました



今回は、新大阪にある大阪地裁本庁へ行ってきました。


入札が目的ではなく、入札制度の仕組みなどが変更されると聞いていたのでその手続きなどの確認が目的で行ってきました。


今回も車で裁判所へ行ったんですが、受付の警備員さんに呼び止められて、どこに行くのか尋ねられたので、「裁判所です」と答えると、「交通ですか?」とのやりとり。


何度来てもこのくだりの返答をしている自分です。


裁判所へ来ているんですが、ここでは交通と競売と二つの窓口があります。


来庁される方は交通が多いため、そのようなやり取りになってしまうんでしょうね。


しっかりと今回も反省して、次回からは「14民事部」と答えようと思った次第です。


14民事部というのが競売の窓口になっている部署なんです。


恐らくそれを伝えたら今までやり取りはないはず!


さて、そんなやり取りをしてから裁判所へ入ってみました。


久しぶりに来る裁判所では大きな変わりはなかったですが、室内のレイアウトが一部変わっていたりしていたので、少しドキドキもしながら必要書類等一式を貰って帰りました。


大阪地裁本庁では、7月7日入札分より必要書類が増えるようです。


■増える物は?


陳述書用紙(ちんじゅつしょようし)と呼ばれるものが増えるようです。

何の書類かというと、自身が暴力団関係者でないことを申し出る書類となっているようです。


今、一般の方々が取引される不動産取引の市場では、「反社会的勢力の排除要項」と呼ばれる文言が記載されていて、契約される当事者及びそれに携わる不動産会社含め、すべての人がそれに該当していないことで取引をしています。


しかし、不動産競売の中ではそのような取り締まりが今までされておらず、個人か法人かだけで入札の書類が異なるのみでした。


それを現在の法制度に併せてきた仕組みだと思います。


ですので、今まで競売入札されてきた方は提出書類が増えますのでご注意ください。


●不動産会社には

宅地建物取引業の免許証の写しが添付書類に加わったようです。


これの意図するところはわかりませんが、不動産会社の入札数などの管理や計算するために求められたのか?どうなんでしょう?


それ以外は従来通りの書面が必要なようなので変更はないそうです。


■個人が用意する添付書類

1.住民票(マイナンバー記載がないもの)


■法人が用意する添付書類

1.資格証明書(代表者事項証明書、現在事項証明書、履歴事項全部証明書など法務局で取得します)


この書面は従前から必要なものでしたので変わりはありません。


入札する時も各裁判所によって取り扱いが異なるようです。


私自身はメインは大阪地裁本庁でしたが、過去の入札で訪れたことがあるのは、


1.堺支部

2.尼崎支部

3.奈良地裁

4.京都地裁


上記に訪れたことがありました。


資格証明書は入札書に同封して提出するので入札したら戻ってこないんですが、当時の尼崎では、返却して頂けた記憶があります。


これは入札を何度となくされる会社や個人の方からすると有難いです。


1入札につき1つの資格証明書、住民票が必要となるので、落札できなくてもかかる必要経費です。


落札できなければ毎回かかる経費にもなりますので無駄な経費になりがちです。


大阪地裁本庁は提出して戻ってこないので、入札される前に管轄される裁判所へ必要書類の確認と返却してもらえるのか?それも併せて確認すると良いかもしれませんね。


午前中に裁判所へ伺ったのですが、先にいてたのはお一人だけでした。


まぁ入札の情報が開示されてから2,3日が一番人が多く集まっていたので、それ以上経っていたのとコロナの影響で皆さん時間を調整して来庁されているのか?


そのおかげもあってゆっくりと書類を見ることができ、中にいらっしゃる職員の方へ色々と質問もできたので良い時間でした。


 


入札をされたことがない方がいくと


1.どこにいけばいい?


2.何を聞けばいい?


3.何の説明をされているかわかならい。


そのような方が多いでしょう。


簡単に説明をしておくと、


1.入札することでわからないことがあれば

執行官室へ行くと手続きなどを教えてくれます。


2.入札して落札できた後の手続き

こちらは窓口が代わって配当係と呼ばれるところが窓口となります。


ですので、当初質問されるのは執行官室でのご相談になると思いますので執行官室は抑えておきましょう。


 

大阪地裁本庁の入札スケジュールももれなく頂いてきました。


今年度の入札回数は22回になっていました。


私が参入していた時期は30回を超えていたので少なくとも8回の開札が減ったということです。


今の開札が40件あるとしたら、約300件近く競売になる不動産の数は減っていると言えますね。


もちろんそうならない世の中であればよいのですが、経済の仕組み上、儲かる業界と儲からない業界。成功する人、失敗する人。そこに巻き込まれる人、巻き込まれない人。様々です。


なので競売自体はなくならないんでしょうね。


好景気と不景気は必ずやってきます。その狙い時にチャンスを得ることができるのか?

それとも見逃すのか?


あなたならどちらを選びますか?


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